Resource.cfgファイルの書式

SimsWikiの「 http://www.simswiki.info/wiki.php?title=Sims_3:Resource.cfg 」より、「Resource.cfg」の書式についてまとめてみました。

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Resource.cfgファイルは、基本的にスクリプトの非常に限られた型です。以下に命令を表します。

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・# (コメント)
1.書式:

Code:

 # [コメント]

2.可能な引数:
　　* なし。
3.説明:
　　この行の#以降にコメント記入するために使用します。
4.例:

Code:


#FileType 0xd55f7caf lightrigs
FileType 0xf0ff5598 triggers


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・Priority (優先順位)
1.書式:

Code:

 Priority <数値>

2.可能な引数:
　　* なし。
3.説明:
　　これ以降に書かれる命令の優先順位を定義し、より高い優先順位の命令が、低い優先順位の命令を無効にします。数値が大きいほど優先順位が高くなります。
4.例:

Code:


Priority 500
PackedFile */*.package
PackedFile aaaa/bbbb.package


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・PackedFile (パッケージファイル)
1.書式:

Code:

 PackedFile <パス名.package> [引数, ...]

2.可能な引数：
　　* writable (書き込み可能)
3.説明:
　　特定のpackageファイルをロードするようにゲームに命令します。この命令はゲーム起動時に、すべてのディレクトリから、Resource.cfgファイルに書かれているパス名で、packageファイルを検索します。
4.例:

Code:


#  UI
#
Priority -29
PackedFile UI/UI.package
PackedFile Automation/AutomationData.package
PackedFile Jazz/JazzData.package


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・DirectoryFiles (ディレクトリファイル)
1.書式:

Code:

 DirectoryFiles <パス名> [引数, ...]

2.可能な引数：
　　* autoupdate (自動更新): ゲームをした後に新しいファイルが追加されているとき、このディレクトリをスキャンし、すべての変更を取り入れます。
　　* writable (書き込み可能)
3.説明：
　　実際のファイルシステム上のファイルを検索するために、ゲームに命令するもので、設定次第でこの命令が使用されます。
　　この命令はゲーム起動時に、すべてのディレクトリから、Resource.cfgファイルに書かれているパスで、ディレクトリファイルを検索します。
4.例:

Code:


 DirectoryFiles ../Mods/packages autoupdate


Code:


DirectoryFiles ... autoupdate


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・FileType (ファイルタイプ)
1.書式:

Code:

 FileType <タイプid> <拡張子>

2.可能な引数:
　　* なし。
3.説明:
　　DirectoryFilesで使用するためのファイルタイプの登録を追加します。
4.例:

Code:


#Audio files
FileType 0x02b9f662 prop
FileType 0x010077c4 wav
FileType 0x010077bb mp3
FileType 0x010077ca xa


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・Group (グループ)
1.書式:

Code:

 Group <グループid> <名前>

2.可能な引数:
　　* なし。
3.説明:
　　グループのIDに名前を付けます。
4.例:

Code:


# Folder associations using Group IDs
#
Group 0x001407ec Audio
Group 0x0051185b EffectsBinary


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・Scan (スキャン)
1.書式:

Code:

 Scan <ディレクトリ名>

2.可能な引数:
　　* なし。
3.説明:
　　これは、ゲームを起動時に、このディレクトリとすべてのサブディレクトリ内でResource.cfgのファイルを検索します。
4.例:

Code:


Scan ../Shared/


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・StopScan (スキャン停止)
1.書式:

Code:

 StopScan

2.可能な引数:
　　* なし。
3.説明:
　　このResource.cfgが、Scan (スキャン)を使用しているとき、このStopScan(スキャン停止)はサブディレクトリのどこか深くをスキャンしに行くのを停止しさせます。
4.例:

Code:


StopScan


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・Select (選択)
1.書式:

Code:

 Select [条件]

2.可能な引数:
* なし。
3.説明:
　　本質的に、分岐は、指定された条件に該当するときのみ、SelectとEndのペアのブロック内を実行します。

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・End (終了)
1.書式:

Code:

 End

2.可能な引数:
　　* なし。
3.説明:
　　Selectブロックを終了。

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・どのようにザ・シムズ3はResource.cfgファイルを検索するのか
デフォルトのザ・シムズ3では、2つのResource.cfgファイルを検索し、これらを介して、他のResource.cfgファイルが読み込まれます。
　　* .\GameData\Win32\Resource.cfg
　　　　ここの Scan により 次が読み込まれます。 ->　.\GameData\Shared\Resource.cfg
　　* .\マイ ドキュメント\Electronic Arts\ザ・シムズ３\Mods\Resource.cfg

元の文書の2つある、Resource.cfgというのの1つが、MODを読み込むためのだと気づかなくて放置してました

MODの方のResource.cfgのフォルダをアンビション以降のものに直しました

パス名の指定についての補足:

• 「*」はワイルド・カードと呼ばれているものです。これは、どのような文字列にもなるという意味のものです(ワイルドカードを使用すれば、漢字のフォルダやファイルも読み込めます)。
  
• 「/」はフォルダを表します。
  
• 「...」現在の位置のフォルダ(カレント・フォルダ)のファイル達を表すものと思われます(未確認)。
  例えば、Resource.cfgが「Mods」フォルダにあって、「ａａａ」というサブフォルダがあるとき 「aaa/...」というように書いたりするのだと思います。
  
• 「..」ひとつ上の位置のフォルダ(親フォルダ)を表します。
  
• 「.」現在の位置のフォルダ(カレント・フォルダ)を表します。
  

(2010-01-11:一部の内容を修正しました)

「\GameData\Shared\DeltaPackages」を見ると、別にResource.cfgという名前でなくて
xxx.cfgという感じでも良いようですね。
「DeltaPackages」のp02～p06のそれぞれが、拡張パックのバージョン番号に対応しているみたいです。
02はワールドアドベンチャーズ、05はFast Laneといった感じのようですね。